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レビー小体病としてのパーキンソン病

「レビー小体」という名前をお聞きになられた方はおいでになると思います。レビー小体とは細胞内に形成される異常な物質です。レビー小体がいかなるものかは少し難しい話が入ってきますので、今後述べる課題としておきます。さて、レビー小体病の代表は「パーキンソン病」です。運動機能をつかさどる化学物質「ドーパミン」が減少して、運動機能がうまく働かなくなるため、パーキンソン病は発症します。ドーパミンはというと、脳内の「黒質」というところに多く存在します。加齢やさまざまな影響によりドーパミンを作る細胞が減少し、パーキンソン病が発症するというわけです。では、黒質にある細胞にはどのような変化がみられるでしょうか。それは前述した「レビー小体」の存在です。レビー小体が結果的に作られたものか、そのものが悪さをするのか、はたまた作られる過程で細胞の機能を落としてしまうのかは、いまだにはっきりとした結論は出てきておりません。しかしながら、多くのパーキンソン病の方の黒質の神経細胞にレビー小体が見られます。レビー小体が見られるのは黒質だけではありません。大脳全体にもみられることもありますし、自律神経の細胞など多くの細胞にも出現いたします。その細胞の障害は便秘や頻尿など、また血圧の変動など多くの症状をもたらします。現在、レビー小体がどのように作られ、どのようなメカニズムで神経毒性を発揮し、どのような治療方法が考えられるのか、研究が盛んにおこなわれております。レビー小体病は認知症とのかかわりもあることが分かってきております。後日レビー小体の成り立ちや認知症との関連につき記載して参りたいと考えます。

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