Webでのミーティングでした。全国でパーキンソン病を診療している、30名ほどの医師の意見交換会です。今回のテーマは「COVID-19]時代に求められるPDマネジメントとは?」でした。COVID-19は新型コロナウイルス、PDは「パーキンソン病」の省略形です。COVID-19下で、施設でのリハビリが中断されたり、外出の機会が減ることは、パーキンソン病の方にとっては運動機能低下の大きな誘因になります。活発な議論がなされました。都市部では比較的密になるため、理学療法が自粛される傾向があるのに対し、地方(例えば北海道)では、それほど制限はないとのことでした。。運動機能を落とさない工夫は、運動療法が最も大切で、実際に診察しないとわからない、特にパーキンソン病のような運動機能障害委をきたす疾患は、実際にお会いしないして診察しなければ筋肉の固さ(筋強剛)は、わからないということが大方の意見でした。Webでの診療もありですが、ご高齢の方もおり、ご家庭での設備費もかかりますので簡単にインターネットで診察することは難しそうです。診察を受けていただく必要のある疾患であることを、学会を通し改めて感じました。